まめ・ストリート・ジャーナル。

書評や映画評を中心に思った事を書いてます。(ローソンのからあげクンよりも愛されたい)

10年間書評ブログを書いたブロガーが伝える、書評ブログがあまりにもレッドオーシャンすぎてオススメできない理由。

実は、このブログは2個目のブログです。本家は知っている方知っている「Blogで本を紹介しちゃいます。」というブログです。書評界隈では割と人気な方だと思いますが、ほぼ1年以上更新を休んでます。

 

Blogで本を紹介しちゃいます。

 

それは何故かと聞かれれば、書評ブログがあまりにもレッドオーシャンすぎるからです。

 

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つまり、参入者が多い割に儲からないという事です。

 

・1冊読めば1つ書けるよ!

 

結構、書評ブログってブログ界隈では人気のジャンルですよね。1冊本を読破すれば確実に1つ記事が書けるわけですから・・。ただコスパ的な話をすれば超コスパ悪いです。例えば、又吉直樹著の「火花」とか村上春樹著「騎士団長殺し」とか、最低でも読むのに2〜3時間かかるわけです。(騎士団長殺しなんて上下巻で1000ページ超ですからね)その上で記事の執筆に1時間以上かかる。それで幾ら儲かるの?って話です。

 

最近、個人的なおすすめ本としてMBさん著の「ほぼユニクロで男のオシャレはうまくいく スタメン25着で着まわす毎日コーディネート塾」っていう本があるわけです。それをGoogleで検索すると、既に幾つか記事があるけです。

 

erisaslife.net

 

www.kobunikki.com

 

・書評や黒子であって本そのものは超えない。

同じ本を読んでいるんだから差別化なんて殆ど出来ませんよね。書評というより要約なわけですから自己啓発本の場合は・・。さらに言えば、この本は何万部売れているの?という話です。今現在、1万部でもヒットと呼べる時代に何人がブログで書評なんて読みたいの?という話です。仮に10万部とか売れててもリアル書店で買う人が大半ですし、あえて書評なんて読みたいとも思わない。書評は黒子であって決して本の面白さを超えない、というのが僕の持論です。

 

・100冊売れれば神ってる

 

一生懸命書いても、はっきり言って本代をペイするかも疑問です。

 

現在、Amazonアソシエイトのリアル本の利率は1%くらい。つまり1冊売れて1500円の本なら15円です。昔は6%くらい貰えてましたが、1500円の本代を回収するのに100冊売る必要があるわけです。ジュンク堂本店かっ!っていう話です。1万部しか売れない本が1つの記事で100冊も売れれれば、それは神がかっています。本当に編集者が自宅まで来るレベルです。書評ブログはブルーオーシャンではなく、確実にレッドオーシャンです。趣味の範囲に抑えておくことが懸命だと思います。