まめっくすクレジットカード。

クレジットカードやお金を中心としたブログです。たまに、管理人の気まぐれで、レビューから映画や本の考察も書いてます。

書評ブログを10年間運用したボクが赤裸々に告白する「本」をブログのテーマ選んではいけない理由。

このブログは「はてなブログ」で運用していますが、実は10年ほどlivedoorブログで「書評」をテーマにしたブログを運営しています。「Blogで本を紹介しちゃいます。」というブログなんですが、知っている人は知ってる方もしれません。

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http://mame-tanku.com/

10年間も毎日本をテーマに書き続ける事はそれだけでボクにとっては勲章みたいなものですが、これからブログを始める方や絶賛更新中のブロガーの方にはっきり言います。

ブログで書評を書くな!そして熱く語るな!

別に趣味で書く事を批判するわけではないですし、本が大好きでそれを共有したいとか文章の勉強のために書いている人はいいです。でも仮に書評で飯を食って行きたいとか俺は書評ブログで家族を養っていくんだ!と思っている方がいたら即刻、リクルートの就職サイト転職サイトに向かうべきです。ボクも10年間書評ブログを書き続けましたが、結果的にそれで飯を食う事は無理でした。

以下、その理由を説明します。

まず殆どの人は習慣的に本を読みません。これはれっきとした事実です。これは調査にも出ていて、人口の半分の人は1ヶ月に1冊の本も読みません。

www.sankei.com

ホリエモンの本が8万部売れて大ヒットというニュースが話題ですが、1億2000万人の人口がいて8万人しか本を購入しないわけです。これは驚異的な数字です。あの村上春樹さんの新刊「騎士団長殺し」でさえ100万部。単純計算で100万人の読者の目にしか触れないわけです。超絶ヒットの又吉さんの「火花」ですら300万部です。

書評では本代すら稼げない。

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これは書評ブロガーの方には残念ですが、書評を必死で書いても本1冊分の利益さえ回収する事が困難です。やはり書評を書く最大の魅力はお金が入るという事なんですが、はっきり言ってお金なんて入りません。例えば、村上春樹さんの新刊「騎士団長殺し」は定価で1800円ほどですよね。

そして、2017年現在Amazonアソシエイトの書籍の利率は3%。1000円売れて30円の計算です。

月10万円稼ぐのに1ヶ月2000冊売る必要がある。

これを書籍代に当てはめると、「騎士団長殺し」の本を書評経由のアフィリエイトでペイするためには、54冊ブログ経由で売る必要があるわけです。これで本代がやっとペイできるレベルです。大手書店でも同一の本が54冊売れればいいほうですし、1万円稼ぐにのに185冊売る必要があるわけです。

例えば、ブログで10万円稼ぐのに村上さんの本だったら1850冊売る必要があるわけです。

1万部の自己啓発本だったら10%以上がそのブログ1つ経由で売れてるわけで、僕が編集者だったら千疋屋のフルーツを送ります。日経新聞に高い広告出すより、1冊ブロガーに送った方が効果的ですから。

書評ブログをやってはいけない理由は収益だけではない。

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まず、殆どの人はあなたの書評になんて興味はありません。ボクが書評をやってて痛感している事は書評の記事は殆どスルーされるという事です。Googleで上位にヒットしてもまずその本を殆どの人は知りません。

ボクのブログ「Blogで本を紹介しちゃいます。」は絶頂期の時で日8000PVくらいあったんですが、渾身の書評を書いて(これはよく書けた)と思って翌日、Googleアナリティクスを見ると(30PV)という衝撃的な数字です。実際、跳ねていたのはネイバーまとめ的なライフハックでした。

10%どころか、1%にも満たない数字です。

書評ブログは超レッドオーシャン

キネマ旬報ダヴィンチが驚異的な低部数であると考えれば、殆どの人は書評なんて求めてないわけです。

その上で書評ブログは超レッドオーシャンという現実があります。

1冊読めば1つ確実に記事が書けるわけで、引用を多様して数行のコメントを載せれば、それっぽい記事は素人にも書けます。

ちなみに、Googleで「書評ブログ」と検索すると280万件ヒットします。

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結論

と言うか、本はオーディオマニアのような趣味の世界であって、10年間運用しても生計なんて当然のように立てられないし、書いても殆ど読まれないという事です。本は儲かるみたいな記事もたまに見ますが、確実に儲からない事は保証します。

もし本が好きなら書評ブログなんて運用せず、新しい本をブクマとかメルカリで売って、自分の中で楽しんだ方がいいと思います。

絶対に、書評ブログで生計を立てようなんて思ってはいけません。

書評ブログは破滅と浪費への道です。

以上、10年間書評ブログを書いてみた感想でした。