賃貸契約時に「印鑑証明」が必要って本当?賃貸マンションを借りる時に必要な書類一覧
卒業シーズンを迎え、これから新しい生活を始める方も多いと思います。
社会人になり新しい生活を始める人、大学進学で親元を離れて都会で生活を始める人。まぁ理由はそれぞれですが、新生活を始めるにあたって必要不可欠なのが新居です。スーモやホームズといった不動産情報サイトで物件を見つけて、いざ契約。そんな時、どんな書類を用意すればいいのかって困りませんか?初めてなら尚更です。
身分証明書?
印鑑?
そんな賃貸契約の際に必要な物をまとめてみました。
入居申し込みと賃貸契約の違い。
賃貸を契約する際には大きく分けて2つの契約必要です。
入居申し込み書
賃貸契約書
賃貸を探していて、不動産屋さんと何件が内見して自分が気に入った部屋があったとします。例えば、港区駅徒歩3分ワンルーム月10万とかですね。その際、不動産屋さんに「この部屋借りたいんですけど・・」と意思表示した時に書かされる書類が「入居申し込み書」というものです。
ここで注意したいのが、これは入居申し込みであって契約ではないという事です。あくまで、私はこの物件に入居したいのですが、いかがでしょうか?という書類です。この書類を元に大家さんや保証会社が審査をするわけです。
入居申し込みの審査に合格して、初めて「賃貸契約書」に移れます。
「賃貸契約書」に記入して初めて契約、つまり部屋が借りられたという形になります。
入居申込書って何?必要なものは?
話がややこしいですが、「入居申し込み書」とは、大家さんや保証会社が契約者を審査する際に必要なの書類です。別の意味では、借主にとっての仮押さえともいえます。この際に、自分の住所や勤め先や年収、保証人等の記載をします。もし自分が無職であったり、自営またはフリーランスの場合は確定申告の控え、確定申告してない無職の方は銀行の預金通帳の控えなどが必要です<無職でも、家賃の2年分ほどの預金があれば審査に通りやすくなる場合もあります>。
この書類を元に大家さんや保証会社が審査をして、OKなら入居可能です。
大家さんが個人で審査するのか管理会社に丸投げしているかはケースバイケースです。
入居申込書に印鑑証明は必要?
入居申し込み書には印鑑証明が必要かどうかですが、必要な場合もあります。全ての物件で必要なわけではありませんが、高額な物件ほど求められるケースは多いようです。ただ注意しておきたい点は、保証人の印鑑は印鑑署名が必須という事です。例えば、知らない人がなりすます場合もありますから。
もし賃貸を契約される際には、保証人の方には早めにお願いしておきましょう。
印鑑証明ってどこで取るの?
役所で取れます。ハンコは100円ショップのものでもなんでもいいです。
書類に必要事項を記入すれば、早ければ30分ほどでカードのようなものが貰えます。
賃貸契約の際に必要な書類って?
入居申し込みの審査に通って、やっと賃貸契約です。
ここでやっと住める家が手に入るわけです。
ここでも色々な書類が必要です。
長くなるので、ざっと紹介します。
- 身分証明書<免許証が無難です>
- 住民票<住む人すべて>
- 敷金・礼金<持参もしくは振込、場合によってはクレジットカード>
- 保証人の同意書
- 保証人の印鑑証明<すでに提出していれば出さなくてもいい>
全てOKが出れば、カギを渡されて入居です。この後の引っ越しを頑張りましょう。
即入居可はいつから入れる?
よく賃貸マンションでは、即入居という言葉を目にします。
誤解されてますが、これは即日入居の事ではなく、部屋が入居できる状態ですよという事です。審査や契約などで最短でも数日、だいたい1週間〜2週間程度かかります。最短で入居したい方は必要書類をお忘れなく。
賃貸の契約って面倒ですよね<笑